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棚

蛤棚
はまぐりだな
蛤形にくり抜いて天板とし、その残りを客付に立て、勝手付を竹の一本柱とした小棚
桐木地:直斎好
(官休庵七代)

有磯棚
ありいそだな
蛤棚の客付側切板裾に波透かしを施したもの
愈好斎好
(官休庵十二代)

矢筈棚
やはずだな
四方棚で、柱のうち右手前の一本を省き3本で立つ。天板の小口を矢筈形に溝を掘り、紐を掛けまわし、省いた一本の柱の代わりに紅染の総(ふさ)を垂らした、三本柱の小棚
真塗:直斎好
(官休庵七代)

自在棚
じざいだな
欄干のある地板の上に、四方に香狭間透(こうざますかし)のある戸袋を置く。
戸袋と欄干の位置を逆にすることができ、炉と風炉のどちらにも使うことができる大棚。
杉木地: 一啜斎好
(官休庵八代)

烏帽子棚
えぼしだな
桐木地の二重棚で、天板と地板が四方で、向う側柱二本に白竹二本を渡し、その間に小板をはさみ、その中央に三角形の中棚の頂点を差し込んだ小棚
桐木地:一啜斎好
(官休庵八代)
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